- はじめに
動画編集とは
動画編集とは?
動画編集とは、YouTubeやTikTokなど、様々な動画を制作するお仕事のことです。
アーティストのMVやテレビ、映画もこれに含まれます。映像ディレクターと言ったりもします。
動画編集スキルを身に付けて目指せる姿
当スクールでは、YouTube動画に限らず、MVやテレビ、映画などエンタメ業界で幅広く使用されているAdobe社が提供するプレミアプロ(動画編集ソフト)の使い方(基礎)を学び、主にYouTube動画やSNS動画を制作できるスキルを身に付けていきます。
もちろん、当スクールで学ぶ動画編集の基礎を活用して、それ以降も学習を続ければ、テレビや映画を作ることも決して夢ではありません。
好きなYouTuberの動画編集者になりたい!
自分のYouTubeチャンネルを立ち上げてインフルエンサーとして活躍したい!
映像系の仕事をしたい!
という方はぜひ、動画編集スキルを身に付けて、個人でも映像業界でも活躍できるようになりましょう!
動画編集を学習するメリット
①学習時間が短い
動画編集で使用する編集ソフトは、近年どんどんアップグレードが繰り返され、便利な機能が沢山搭載されています。
例えば、これまで演者が喋っている内容を文字に起こすテロップ作業は、自分で映像を見ながら手入力するという非常に時間も手間もかかる作業でした。
しかし、それが今では、AIが全て自動で行ってくれます。
このように、動画編集では編集ソフトを使用することで、初心者でも効率よく作業を進めることが可能です。
基本的なスキルを習得するまでに早い方で1ヶ月、遅くても3ヶ月間で習得可能な内容です。
動画編集を学習するデメリット
①月々コストがかかる
・編集ソフト代
動画制作用の編集ソフトは様々なものがありますが、当スクールでは映像業界でも多く使用されているAdobe社が提供する Premiere Pro(プレミア プロ)を使用していきます。
この編集ソフトを使用するには、毎月6,000円以上(当スクールで推奨しているプランを使用する場合)かかります。
※当スクールではCreative Cloudコンプリートプランを推奨しております。
・外部ハードディスク
動画編集では、容量の大きい動画素材や画像等を多く使用するため、一つの動画で100ギガ超えることも少なくありません。
そのため、パソコン本体の容量が少ない場合は、すぐに容量がいっぱいになってしまったり、パソコンに負荷がかかり処理速度が落ちる場合があります。
その対策としては、Googleドライブの他、外部ハードディスク(約6,000円〜)を購入したり、オンライン上でデータを保管できるDropbox(月々1,200円〜)等のサービスを契約して、パソコン以外で容量を確保する必要があります。
外部ハードディスクに関しては、下記サイトをご参考下さい。
https://kuzumogura.com/mogusuta-hdd-popular/
Dropboxの料金詳細はこちら
②ある程度のスペック高いパソコンが必要
プログラミングの場合は、殆どパソコンのスペックは関係ないというお話をしましたが、動画編集の場合は扱うデータが非常に大きいため、その分処理にかかる負荷も大きくなります。
そのため、スペックを満たしていないパソコンで動画編集を行うと、編集ソフトが起動しなかったり、フリーズしたり、動画の書き出しに1日以上かかって、思うように作業が進まずイライラしてしまうなんてことも。。。
【動画編集で使用するパソコンの必要最低スペック】
- メモリ:最低8GB以上
- CPU:最低i5 2.0GHz以上
- GPU:メモリ2GB以上
- 容量:最低256GB以上
「Core i7」「16GB」「外部ハードディスクと合わせて1T以上の容量」のパソコンが動画編集に最適とも言われていますが、もちろんスペックが良いパソコンに越したことはないです。
早速、既にパソコンを持っている方は、ご自身のパソコンのスペックを確認してみましょう。
どこを確認すれば良いのか分からない方は、ご自身のパソコン機種に合わせて、それぞれ下記のサイトを参考にチェックしてみて下さい!
【Macの確認方法】
・メモリ、CPU、GPU
下記サイトをご参考下さい。
https://www.macube.com/ja/how-to/check-mac-specs.html
・容量
下記サイトをご参考下さい。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/system-information/syspf9b375b9/mac
【Windowsの確認方法】
・メモリ、CPU、GPU
下記サイトをご参考下さい。
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_pc-operate75.html
・容量
下記サイトをご参考下さい。
https://onl.sc/qkMjS3M
いかがだったでしょうか?
ご自身のパソコンは【動画編集で使用するパソコンの必要最低スペック】をクリアしていましたか?
実際、必要最低スペックをクリアしているパソコンでも実際に動画編集をやってみると、かくつき等は少なからずあります。
ですので、既にパソコンを持っていて、必要最低スペックをクリアしていたら、一度そのパソコンで試してみて、処理速度の遅さやかくつきが気になるようでしたら、新しいパソコンの購入を考えてみても良いかもしれませんね!
新しくパソコンの購入をご検討されている方は、当スクールでは動画編集を行うにあたってMac Book Proをおすすめしております。
学習の解説でもMacでの解説がメインになっています。
詳しくは下記サイトをご参考下さい。
https://321web.link/macbookpro-video-editing/
どうしてもパソコンを買う予算があまり無いという方には、Windowsパソコンもおすすめです。
詳しくは下記サイトをご参考下さい。
https://pc-pasososo.blogspot.com/2017/08/vidoe-editing.html
https://sakidori.co/article/91892
③報酬が低い
動画編集の報酬
- 編集のみ(編集者としての実績があまりない人などが担当することが多い):5,000円〜3万円
- 編集のみ、または編集+企画(個人編集者などが担当することが多く、サービスの幅が広い):3万円〜10万円
- 編集+企画+撮影など(編集に加えて、動画の構成や撮影など、動画作成に必要なことを一括して依頼できる):10万円〜30万円
- 編集+企画+台本作成+撮影など:30万円以上
Lancers|動画編集の相場価格はいくら?予算に合わせた外注をする秘訣を解説
プログラミングの報酬
- ホームページ制作:20万円〜
- コーディング:3万円〜
- LP制作:8万円〜
フリーランスの仕事受注支援サービス「Lancers」によると、動画編集の報酬は最低5,000円〜です。
ただ、ここ数年でYouTubeやTikTok等のSNSが身近になったことで、動画編集ができるクリエイターが増えてレッドオーシャン状態です。
さらに、先ほどお伝えした通り、AI化も進んで簡略化していることもあり、報酬は軒並み下落傾向にあります。
そのため、動画編集スキルだけでフリーランスとして活躍していくのは、よっぽど優れた編集スキルが無い限り、難しいのが現実です。
他と差別化できる編集スキルを身に付けて実績を作ったり、撮影や企画、ディレクションまで行えるスキルを身に付ける必要があります。
身に付けたスキルを活かして制作会社に就職するのも一つの手です。
このように、動画編集はプログラミングに比べて比較的早く習得できるものの、月々のコストがかかったり、報酬が少なかったりするので、半年〜一年間ほどの期間を見据えて学習できる方には、まだまだブルーオーシャンで報酬も高いプログラミングもオススメです。
ただ、動画編集のスキルは一度身に付けておけば、ご自身の人生の選択の幅が広がることは間違いないので、ぜひ、一緒にがんばりましょう!
動画編集はこんな方に向いています!
・YouTubeやSNSを見るのが好きな人
・趣味で色んな映画やテレビを見ている人
・コツコツとした作業が好き、得意な人
・美術系を学んだ・学んでいる人
・ものづくりが好き、得意な人
・洋服のセンスがあると他人から言われる人