ブリッジ(Bridge)とは?
暗号資産のブリッジ(Bridge)は異なるブロックチェーンへ移動すること
まず知っておくべきことは、ブロックチェーンごとで通貨は「別もの」であること。
ややこしいのは、通貨名は同じなんです。
・イーサリアムチェーンのETH
・ポリゴンチェーンのETH
・バイナンスチェーンのETH
すべて「ETH」ですが、ブロックチェーンが違うので別ものです。
イーサリアムチェーン上では、イーサリアムチェーンのETHをつかい
ポリゴンチェーン上では、ポリゴンチェーンのETHをつかいます。
ブリッジは、異なるブロックチェーンに仮想通貨を移動することを指します。
メタマスクでブリッジする手順
今回はポリゴンのWETHを、イーサリアムチェーンに移動します。
メタマスクで「ポートフォリオ」をタップし、左上のメニューを開きます。
「Bridge」を選び、ネットワークで「Polygon」をタップします。
メタマスクのネットワークが「Polygon」以外の場合は、切り替えます。
①移動元のネットワークを「Polygon」
②移動先のネットワークを「Ethereum」
③移動する通貨「WETH」を選び、数量を入力。
はじめてブリッジする時は「Approve token」が表示されるのでタップします。
「次へ」進み、ガス代を確認して「承認」します。
少し待つとトランザクションが完了します。
メタマスクがブリッジする際に最適な取引所を自動的に選んでくれますが、「Choose a different quote」をタップすると、自分で選択することも可能です。
「Confirm」をタップして承認すれば、ブリッジ完了です。
※ブリッジは完了までに時間がかかる場合があります。気長に待ちましょう。
イーサスキャンなどで、状況を確認することもできます。
対応ネットワークと銘柄が限られる
メタマスクでブリッジできるブロックチェーンと仮想通貨は限定的です。
対応しているブロックチェーン
イーサリアム(ETH)
オプティミズム(OP)
BNBチェーン(BNB)
ポリゴン(MATIC)
アービトラム(ARB)
アバランチ(AVAX)
対応している仮想通貨
USDT
USDC
DAI
ETH
WETH
MATIC
AVAX
上記以外のチェーンや銘柄にブリッジする場合は、自分で外部ブリッジサービスを利用しないといけません。
手軽にブリッジできるメリットがある
メタマスクのブリッジは、最適なサービスを自動で選択してくれます。
自分でブリッジする場合は、複数のサービスを比較して選んで…と手間が。
手数料はかかりますが、手軽にブリッジできるのは大きなメリットです。
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