活動実績について

カンボジアに綺麗な水を

きれいな水がカンボジアの人たちの命を支え、健康を守ります。

農業国であるカンボジアでは、人口の約8割が農民です。長期にわたる内戦の混乱のなかで荒廃が進み、電気も水道もほとんどの地域で未だに整備されていません。そのため、農村で暮らす人々の多くは、ため池の水や大きな瓶に貯めた雨水を長年利用してきました。しかしため池の水は黄土色に濁り、牛などの家畜も利用します。つるべ式井戸の中を覗いてみると、木の葉やうっすらと油が浮いていたりもします。カンボジアには水を沸かして飲む習慣もないようです。そのため、農村では眼病疾患や皮膚疾患の子どもたちが多く見受けられます。そして、各家庭の水瓶などはマラリアを媒介する蚊の発生源ともなり、子どもの高い罹患率の大きな原因となっています。

このような問題を解決するためにはきれいな水が確保できる井戸が必要です。 農村地帯ではまだまだ収入が低く、農家の月収は10~20米ドルのところが大半のため、現金収入の少ない農村の人たちの力だけでは、衛生面に優れた井戸を掘ることはできません。 こうした衛生面の問題を考慮して、水源を守るためNEXT SALONではコンクリートを張った手押しポンプ付きの井戸を寄付しています。

2m四方のコンクリートを張った手押しポンプ付きの井戸を現地業者に発注しています。
これを1世帯当たり平均7人の家族構成で、1本につき3~7世帯が利用します。

施設の子どもたちにかけがえのない思い出を

映画を観に行く、ディズニーランドに行く、スケートに行く…。
そんな普通の家庭ではあたり前のことが経験できない子どもたちが大勢います。
それが全国の児童養護施設で暮らす、約3万人の子どもたちです。
彼らは虐待や育児放棄を受けたといった様々な理由から自分の親と一緒に暮らすことができません。

そんな子ども達に楽しい思い出をプレゼントするために様々なイベントに招待しています。
今回は、東京ディズニーランドへの招待をしました。

施設で暮らす子ども達は、一般の家庭に比べ、大人と話す機会が非常に限られています。
近所のおばさんや友達のお母さんと話したり、買い物について行って八百屋のおじさんと話したりする
機会が与えられず、社会で必要とされるコミュニケーション能力が十分に形成されないケースがあります。

当イベントでは、朝から夜まで、全く面識のない「大人」のボランティアスタッフと
会話したり、肩車をしてもらったり、ご飯を食べたりしながらパーク内を回ります。
丸一日かけて「大人と話す」ことへの抵抗を無くし、コミュニケーション能力や少年時代における
人格形成の醸成を図ります。

実際に
最初は固かった表情も
最後は笑顔に変わった子達も多くいて楽しいひと時をプレゼント出来たような気がします。

新型コロナのピーク時に布製マスク300枚無料配布

2020年3~5月は日本において、新型コロナウイルスがとても蔓延しており、深刻なマスク不足によって多くの人々が困りました。そこでネクストサロンは、布製マスクを300枚生産し、SNSを通して無料配布を実施致しました。
政府も布製のマスクを配布していましたがそれよりも迅速に配布させていただき、多くの方々から感謝のお言葉をいただけて誠に嬉しい限りです。